車の冷却水は文字通り車のエンジンを冷やすための液体で、エンジンを搭載しているすべての車に使用されています。別名ラジエーター液やクーラント(ロングライフクーラント:LLC)とも言われます。
写真の車は冷却水を交換しなかったため、冷却水路が錆びて、漏れに至ったケースです。
【防腐】【防泡】【不凍】の役割があり、全て車に必要な性能です。防腐性能錆が発生すると、エンジンやラジエータ等の冷却水が循環する部品全てに錆が付いてしまいます。
写真ののように、ここまで錆びてしまうと、ラジエーター、ゴムホースなどの交換、最悪の場合、エンジンに損傷が生じ、高い代償を払うことになります。
長期間の使用でエンジン冷却水が劣化すると、冷却水が泡立ち気泡が混ざりやすくなることによって冷却効果が低下していきます。また冷却水は使い続けると蒸発して、徐々に減っていきます。ホース類のヒビなどが原因で冷却水が漏れ、急激に減少する場合もあります。
液量・濃度が不足することによって、オーバーヒートや冷却系統のさびの発生、さらに凍結によりラジエーターが破損する場合もあります。
しかし、わかりやすい症状があまり出ないため、エンジン冷却水は定期的な点検が大切です。
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